■失敗の連続


「人の喜ぶ顔が見たい!」

そんな思いを胸に独学で焙煎を勉強。目指すは、思わずと溜息が出るような優しい味わい。そして数え切れない失敗を繰り返し、遂に低温焙煎という手法をあみ出しました。通常より弱火でじっくり焼き上げることにより、コーヒーの栄養素を損なわず、異次元の香りと味を引き出すことに成功しました。

■コーヒーの壁


ですが、私は自分のコーヒーが一番美味しいなどとは思っておりません。勿論、最高のコーヒーをお届けするよう細心の注意を払ってお作りしておりますが、こだわりのコーヒーを作っているのは私だけではありません。そして、こだわって作っている方達のコーヒーは、どれも美味しい!

■本当に届けたいもの


そこで私は、サラリーマン時代何を思ってコーヒー屋をやろうとしたのかを考えていました。そして思い出したのです。今の店名に決めた時の想いを。「コーヒーを通じて、ほっと出来る癒しを提供したい!」。コーヒー自体ではなく、メンタルサービスの提供が本当に届けたいものなのです! 

近年の科学の発展で、コーヒーの癒し効果が立証されつつありますが、私はあくまでコーヒーは、癒しを与えるためのツールの一つであり、人と人との心のエネルギーに勝る癒しは無いと確信しております。

■私の夢


かつての日本人は、例えばご近所付き合いなら、「煮物を作り過ぎちゃったから貰って!」「ありがとう! 頂くね」とか、「畑の野菜沢山採れたから貰って!」「わ~。大きな大根。ありがとう!」と言った具合に、お互いの物を与え合って、助け合いながら生きていましたよね? そんなふうに私のコーヒーを使っていただきたい。感謝の気持ちを込めて、「ありがとう!」とワンドリップコーヒーを一袋差し上げる(ワンドリップコーヒー一袋なら、貰う側も気楽に貰えますよね?)。このような習慣が根付いたらステキな世界になるのではないか?そんな夢を抱きながら活動しております。